標記大会を観戦して、3点の誤りに気付きました。
① 個人戦で選手の一人が足をつってタイムを取りました。ベンチに入っていた先生が即、その生徒のつま先を伸ばし、スプレーで冷やしてやりました。
→ハンドブック競技規則第38条には、「プレーヤーはマッチ中パートナー以外の者から助言及び身体上の手当てを受けてはならない。ただし、正審がレフェリーと競技の上必要と認めた場合を除く。」とあります。
② 正審がベースラインへのボールをアウトとコールしました。後ろのベンチのコーチが「インであった」と確認を要請。審判確認の結果インとなりました。ベースラインへ打った側のポイントとしました。ベースラインのボールを受ける側のプレーヤーは返球できる状態にありました。
→ハンドブック競技規則第36条(1)アンパイヤ―が判定を誤ったためプレーに支障が生じた場合。ノーカウントとし、第1サービスからやり直す。「解説15」1.第1号はプレーヤーが実質的に返球できる状態にあった場合であり、アンパイヤ―の判定の如何にかかわらずポイントが決定する状況にあった場合は、判定の訂正のみを行う。
③ ベンチに入っているコーチが立ち上がって声援をしていました。
→中体連では、ベンチ入りしたコーチは立ち上がってはいけないことになっています。